日曜日, 1月 29, 2006

S60チルドレン

え~こちらのマンガについては以前からお教えしたかったのですが、なかなか書店に置いておらず、全巻読破してからと思い、やっと今日読破しました。
タイトルは「昭和60チルドレン」。イブニングで連載しておりました。
全4巻です。

昭和という時代にランドセルをしょっていた人達なら、必ずノスタルジックにさせてもらえる作品です。

月並みですが、心の奥をギュッと掴まれます絶対に。

皆さん是非読んでください。川畑聡一郎という方の才能を感じることが出来ます。
私は、前々から「子供のくせに」や「子供だまし」という言葉に疑問を感じていました。
「子供だまし」なものは子供をだませないからです。「子供のくせに」子供は一生懸命生きてるんです。

子供だって、一生懸命苦悩して、失敗して後悔して喜んでいる。どんな時だって現実は厳しいんです。

いつだってリアリティバイツなんです。それを本当にわかって描いている作品です。

この作者についてはニュースがあるのですが、先入観無しに読んでいただきたいので、その事には触れません。ちなみに他に代表作というか連載はありません。

もし、読まれた方いらっしゃいましたらその方にだけお伝えしようと考えております。
「S60チルドレン」本当に、本当に素晴らしい作品です。昔をなつかしむということではなく、今の自分をがんばらせる栄養に絶対になると思います。

キャバクラの事を書いたからではなく。

娘をひざにのっけてゴハンを食べていると、胸のまんなかあたりが、ほのかにあったかくなります。本当なんです。

金曜日, 1月 27, 2006

たまにはキャバクラのことでも。

え~仕事で仕方なく、ごくごく一部の意見では好きで行っているというウワサのキャバクラのことでも書こうと思います。
高校生も見ている可能性が判ったということでアダルティーなめくるめく世界でもという考えが事の発端です。
私がよく行くのは自由が丘、新宿ですが、当然ながらお店によって料金やシステムが違います。
料金に関しては、なんでこの時間とこの内容に払わなきゃいけないの?っていうくらいの値段を想像していただければ大体正解です。
んで、まぁ何が面白いかという話ではなく、こんなキャバ嬢はつまらないという企画でいきます。
まず、
「年齢をキッカケに話をしてくる。」
え~、あきらかに話す話題を探しているのが伺えます。そんな一生懸命にならないでいいよ。って思ってしまいますが、これは同時についてくれる女の子話題切り出し数ナンバー1なんですね(自分調べ)。
要するに聞かれあきた質問です。なのでつまらない。

次は
携帯、なに使ってんの?or待受けなににしてるの?
なぜつまらないかという理由はほぼ上と同様です。ただ、個人的になんですが、待受け画面をしぶしぶ見せた瞬間「かわいい~!!お子さん?超~~~かわいくない?」「ねぇ、名前なんて言うの?」が出てきた 時点で完全に終了します。
世間の親は子供大好き。これは当たり前で、会話を潤滑にする話題なのは周知の事実。これをネタにひろげていこう感が伝わってきたときのあの嫌悪感を筆舌につくしがたい。たまに、そうではない人にはお付き合いしてお話しますが、九分九厘話したくなくなります。

後は、自分話をえんえんとする。
「私って、普段なになに・・・。」とか「私が好きなのはぁ・・・。」
ちょっと待って?え?え?いや 聞いてないし。別に君のマニアになりたいと思ってないし。って思っちゃいますね。

あと、これはつまらないのとは違い、「こんなきゃば嬢はいやだ!」と思うことについて。

○香水臭い
○ウソツキ(巧妙でバレそうもないのは可)
○話がかみ合わない。(天然ボケは可)
○モヒカン(本当にいたんです。いや、違う所で会ってれば違ってたかもしれないんだけど。)
○ヤク中(これも作ってませんから。)
○幸薄そう(目の下のクマはパンクの象徴ですか?髪の毛はトリートメントしてください。)
○よっかかったら骨折れそう(ゴハン食べてますか?)
etc

多少個人的思いが混じっておりますが、大体こんな感じです。
まぁ、キャバ嬢なってみたい人がいたら、上記の点に気をつけてみてください。
てか、ならないのを出来ればおすすめします。偏見的な意味ではなく、あの仕事は
マジで大変だと思うので。精神的にも内臓的にも。

土曜日, 1月 21, 2006

今日作った料理。

えー、作ったので、のっけてみようかなと。

題名は特にないんですが、かきと白菜と長ネギを使ってます。
まず、かきに片栗粉をまぶし炒めます。
ある程度、火が通ったら、適当な大きさに切った白菜と長ネギをいれてまた、炒める。
炒めすぎるとかきが小さく、そしてかたくなってしますので気をつけてください。
そんで、ある程度炒めたら、水と酒で溶いた味噌を入れて煮立たせます。
そのあと、「ちょっといれすぎなんじゃないの?」ってくらい豆板醤を入れて出来上がり。
簡単でしょ?
その時は飲んでませんが、きっとビールにあうでしょうね。みなさん是非お試しあれ。
カキがなければ豆腐を入れてもいいかもしんないすね。てゆうかここに豆腐加えても
いいかも。
みなさん是非是非。

はばからず言わせてもらいたい。

僕は、鯨が大好きです。存在としては言わずもがな、食べるのも YEAH! I LOVIN`IT!って感じ。
何が言いたいかというと、捕鯨は再開しちゃダメなんですか?なんでダメなんですか?かわいいからってのは理由にはなりません。だって、オレは豚ちゃんも牛ちゃんも鶏ちゃんもかわいいと思ってますが 、食べるのも大好きですから!

もう、いいじゃん。乱獲がいけないのは、もうある程度の国にとっては常識じゃないっすか。規制かけようよ。そのうち密漁するやつとか出てくるかもしんないよ。そうなる前に、もうちょっと変えようよ。

調査捕鯨というのが、抜け道として考えられているのであれば、もうちょっと調査させてください。俺は味を調査するからさ。

しゃれぬきで、マグロも取っちゃいけなくなる日が近づいてるし、そこらへんは本当に考えなきゃいけないところな気がする。食べたいけど、全部食べちゃうのはよくないし。規制するとこ規制して、緩和するとこ緩和しようよ。チョウザメだって乱獲でやばいらしいし。でも、歯止めをかける&ビジネスチャンスとして養殖が今、非常に研究されているらしい。宮城とかそっちのほうで、実際に日本産のキャビアというのが売られているし。インターネットでも買えるみたいなんだけどね。リンクしておきました。

鯨は養殖出来ないかなぁ。出来ないだろうなぁ。マグロは現在、蓄養という方法が取られているらしいけど、是非確立して欲しいですね。

鯨、食べたいっす。腹いっぱい。あと、キャビアも。これは腹一杯じゃなくてもいいけど。

月曜日, 1月 16, 2006

映画って大変だなぁ。と。

昨日、ヴァン・ヘルシングを見ました。詳しい内容の解説は閣下のように上手く出来ないので、
控えさせていただくとして、思ったことをちょっと。

結論から言うと、「まぁB級っすかね?」という印象なんですが、それと同時に
「これ制作費いくらなんだろう?」とも思いました。

どんなに少なく見積もっても、ウン億円というお金は投入されているであろうというCGの
使い方なんですよね。ドラキュラの変身シーンとか、戦いシーンとか見てるだけでも。

その「ウン億円」が「まぁ、B級っすかね?」の一言で終わるのってすっげぇ怖いなと。
多分、いろいろな製作関係の人が介在してやっと出来た、多分すっげぇ苦労しただろうし
寝る間も惜しんで作ったに違いない作品が「まぁ、B級っすかね?」の一言。

・・・・・こえぇ。マジでこえぇ。

この前、料理を作って人に食べてもらった時の事を考えちゃいました。大根の料理を
作ったのですが、ちょっと下ごしらえがいろいろありまして、マジで大変だったんですが、
大変だったことと、美味しいということは当然、別の問題なんだということと一緒なのかな?と。

その時は、みなさんありがたいことに一杯食べていただけたのですが、果たしてこれが
自分で料理屋を開いて何の関係性もないフリーのお客様が来店されてどうなのか?と。
この前来ていただいた方は、当然のことながらみんなよく知っている人達。
あたたかく見守っていただいた上で食べていただける。しかし、「お店をやるというのは
違う。大きく違うんだ。」と思いました。

多分、それを理解した上で、物事を行える人がプロなんだろうなと思いました。
否定されること。否定されないためになにをすればいいか理解すること。
その上で、素晴らしいものを作っていかなければいけないプレッシャー。
個人的には、以下の考えはプロではないような気がしますが、否定されても、
それで良いならばそれで良しと思える覚悟。そういったいろいろ
さまざまな物が「ないまぜ」になったものを呑み込むこと。その上で創りだして
いけるガッツ。
「プロとアマの違いというのはそういうことなのかな?」と。

まぁ、B級と書きましたが、「ヴァン・ヘルシング」自体、個人的にはすっごく楽しめましたよ。
いやフォローじゃなくてホント。最終的な評価は人それぞれということで。戦闘シーン
なんか、けっこうかっこよくって。

まぁ、プライベートとビジネスの併用な心の部分でいろいろと考えている事が多くてですね。
まぁ、そんな事を思ったりしました。

金曜日, 1月 13, 2006

自分ゴハン

これって他の人に理解されないだろうけど、美味しいよね。っていうゴハンの食べ方って
ありませんか?

自分の場合、卵かけゴハン+ひき割り納豆+ふりかけ瀬戸風味をまぜまぜ・・・。

うまいんだなこれがー。

あと、カールとキャラメルコーンはわざとしけらせて食べたりとか。

そういうのってあります?

日曜日, 1月 08, 2006

料亭「まさ」

えー来たる1月9日(月)に自宅にて料亭「まさ」を開きます。
メニューとかはあらかた決まってはいるのですが、上手く出来るかどうか・・・・。

前回お越しいただいたお客様はご存知なのですが、前は割烹着でした。

しかし、今回は私服で行います。理由は手元にないからだけなんですけどね。

今回考えているのは、やっぱり和食っぽくいこうと考えております。

良い時間を過ごしていただけるようがんばります。

お越しいただけない方もいらっしゃるようなので、そういった方には

出張サービスも承っておりますので、どんどんお待ちしております。

現在風邪をひいているのでがんばって治そうと思ってます。

明日用意がんばらなくちゃ。

金曜日, 1月 06, 2006

新生銀行

私、新生銀行に口座を先日作ったのですが、他行に比べて手続きが違う事に結構驚きました。
まず、新規口座開設にあたって、届出印にするかサインにするか選択できるという点。
次に、預金通帳なるものが存在せず、毎月送られてくる取引状況表みたいなものが通帳がわりになります。つまり記帳の必要性も同時に無し。
次に、セブンイレブン(もう今はそう言わないか。)に設置されているATMおよび新星銀行設置ATMは引き出し預け入れの手数料が無料!!
知っているのはこれくらいですが、多分他にもいろいろなサービスがござぁます。正直、今までの銀行さんにもちょっと見習って欲しい点だと思います。
また、新生銀行かニュースター銀行かは忘れましたが、口座に預金している額を限度額とし、融資をしてくれるという画期的なシステムも存在。100万預けてれば無審査で100万貸し出し可能!!
ピンとこない人もいるかもしれませんが、これは既存の銀行ではありえないシステムです。
やっぱり、割って入っていくには企業努力なり、サービスの充実というものをしていかなければいけないんだなぁとつくづく実感しました。自分も業種は違えど、仕事面である程度スタンスは見習わなくちゃ!!

木曜日, 1月 05, 2006

江ノ島水族館に行ってきた。

新年明けて茅ヶ崎に親戚一同で旅行に行ってました。そして帰りの途中に新江ノ島水族館にファミリー一同で寄ることに。
生き物を見るのはいいもんですね。
個人的にはサメが大好きなので、サメの数をもうちょっと増やして欲しいなと思いましたが、ウキウキワクワクで過ごせたかな。
ちなみにサメの歯はウロコが進化したものだそうです。
ちなみにいなかったのですがコウテイペンギンて1メートル30センチくらいあるって知ってました?
そこまで大きいと全然かわいさよりも凄みの方が先行するような気がします。
全然関係ないけど、憂鬱な時とか、一人で行くのとかしてみたいことの一つですね。
カミサンに一人で行きたいと思ったことがあるか聞いたら「昔は!ある」と言ってました。
カメとかもいいですねぇ。好きですねぇ。
カニ類を見ていても美味いかどうかの発想しかできません。
ちなみにタラバガニはヤドカリ科です。個人的に好きなのは毛がにとズワイガニです。上海ガニ食べに行きたいですねぇ。ちなみに上海ガニは繁殖力が非常に強く要注意外来生物に指定されております。
東京湾での目撃情報もあるということです。
在来種のカニ等の生態系をおびやかすとのことで、養殖等は禁じられてます。アメリカでは生きている状態での輸入は禁止だそうな。
書きたいことを羅列した形になりましたが、是非、皆さんも水族館にレッツラゴー!デートにゴー!

月曜日, 1月 02, 2006

素晴らしい萬画2

みなさん明けましておめでとうございます。本年も振り返ってよかったと思える年にしたいと思っております。

さぁ久々に萬画をご紹介しましょう。
今回の紹介したい作品は「暁星記」です。

講談社刊
作者は菅原 雅雪さんです。
別冊モーニングにて不定期(のはず)で連載中です。現在5巻まで発刊されています。

この作者は昔、週間モーニングにて
「うしのおっぱい」という作品を書いていました。
そちらの作品は牧場での生活を描いたもので主人公は
非常にのんびり屋なのですが、動物や自然と対話の出来る
超能力の持ち主という設定です。牧場を経営していく中でぶつかる事件や事柄等を描いていた・・・・・はず。
エコロジカルなテーマが主題だった印象がありますが、正直
面白いかというと「うーん・・・」と首をひねるような内容です。
ただ、いわゆる「癒し系」に属する部類だと思いますので、エンターテイメント性を求めない萬画を読みたい方にはお勧めかもしれません。これは欲しい萬画ですね。

さて、前回は石川 雅之 今回は菅原 雅雪。別にマサユキ特集するつもりはありませんが、たまたまそうなりました。

本題に入りますが、「暁星記」。これは字の通り、金星のお話です。テラフォーミング(自分がこの単語を使うことになるとは思いませんでした。テラフォーミングってなに?という方はタイトルの「素晴らしい萬画2」をクリックしてください。ウィキペディアのリンクを貼っておきました。)された金星が自然の力が強すぎ、高度な技術や文明(そもそも高度のな技術や文明の定義ってなんだ?って思いますが)もほとんど失われた状態で、原始生活のような暮らしを続ける人類という世界観です。写真のようなサルやトカゲみたいなのが出てきます。その中で、主人公ヒルコがいろんな活躍をするお話です。
まぁ。いわゆる一つのSF冒険活劇ですね。

この萬画について素晴らしい所を述べるとすればここだ!

《☆出てくる生き物がかっこいい~。》
 菅原さんというかた。前の「うしのおっぱい」でも感じていたのですが、非常に自然科学等の造詣が深いなぁという印象を受けます。ストーリー中の村での生活・生活に使われている道具や狩の仕方等。相当、そういうの好きなんだなぁというのが伝わってくるし、不自然さを感じない。そこも非常に素晴らしい点です。

それにも増して気に入っているのが、出てくる生き物なのですが、「シシザル」とか「トゲトカゲ」「ロクロゲラ」といったネーミングセンスやその動物ごとの習性や行動パターン等に非常に「あーそうだよね!」って感じの感動を受けます。なにがそうだよね!なんだよって所なのですが、環境によって生き物は進化を遂げるということを原点にして考えると、「この世界なら、こういう進化するかも」って思えるのが非常に得点が高いですね。
「風の谷のナウシカ」で、王蟲はムシゴヤシを食べて生きてるとか、粘菌の習性についてとか、宮崎 駿さんもそこらへんの設定こだわってたと思うのですが、この菅原 雅雪という人はその点のこだわりは宮崎さん以上なのかな?って思ったりします。作中に出てくる道具の一つを画像で紹介するとこんな感じ。



















たいまつなのですが、木の皮をはぎとり丸めて携行し、使う時には伸ばして火をつけるというたいまつ。「あー本当にありそう!」って思っちゃいます。

他にも作中で、

「バカ言え!!巣を張り終えたら雌は木を叩いて獲物を巣に落とし始める!!そうなったらここにおこぼれを狙う獣たちが押し寄せるんだぞ!!」

「獣たちが!?」

「特に淵渡りや木走りに気をつけろ」

「ふ・・・淵渡り!」

という会話が出てくるのですが、MASAHNはこういう会話が大好きです。読んでない人は「なんの巣だよ?」やら「淵渡りってどんな?」というような疑問はあると思います。が!その動物達の習性について自然界がそういう風に成り立っている世界なのか。と思ってしまう会話なんです。ちなみに淵渡りや巣を張っているのがどんなか気になる方はどうぞ「暁星記」を見てみてください。もちろんお貸しします。トゲトカゲはちなみにこんな感じです。多少みづらいのは勘弁してください。

ほんすじに戻りますが、この動物達が非常にいいです。ストーリー自体はスタートからは、想像できない方向に進んでいってるような気がしますが、そこは作者の術中にしっかりはまっています。

やや暗めなストーリ展開をしているので、抵抗がある方もいるかもしれませんが、非常にスケールの大きい世界とその中で生きていく人達の心理描写は生々しさを感じられます。是非ご一読を。