祝 婚 歌
二人で睦ましくいる為には、愚かでいるほうがいい
立派すぎないほうがいい
立派すぎることは、長持ちしないことだと、気づいているほうがいい
完璧を目指さないほうがいい完璧なんて不自然なことだと、うそぶいているほうがいい
二人のうちどちらかが、ふざけているほうがいい ずっこけているほうがいい
互いに非難することがあっても非難できる資格が自分にあったかどうか後で疑わしくなるほうがいい
正しいことを言うときは、少し控えめにするほうがいい
正しいことを言うときは、相手を傷つけやすいものだと気づいているほうがいい
立派でありたいとか、正しくありたいとかいう無理な緊張には、色目を使わず、ゆったりゆたかに光を浴びているほうがいい
健康で風に吹かれながら、生きていることの懐かしさに、ふと、胸が熱くなるそんな日があってもいい
そして、なぜ胸が熱くなるのか黙っていても、二人にはわかるのであってほしい
っていう詩があるんですが、前の会社の店長が後輩の結婚祝いの時に、贈ってました。
なんとなく、伝えたいな。って思ったので、のっけました。
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